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誉田哲也の「あなたが愛した記憶」を読みました

誉田哲也の「あなたが愛した記憶」を読了しました。

女子高生が連続殺人犯を追いかけるという話。

出てくる3人の主要メンバーは所謂、近しい人の記憶の持ち主として生まれ変わりをしています。

突然、主人公の前に現れた高校生が亡くなった恋人との子供であり、中身は恋人である

ぜひ。

あなたが愛した記憶 (集英社文庫)

あなたが愛した記憶 (集英社文庫)

加藤元の「嫁の遺言」を読みました

加藤元の「嫁の遺言」を読了しました。

「嫁の遺言」はこの本の短編作からタイトルをとったものです。 若くして、奥さんを亡くした夫の悲しみの中の喜怒哀楽と「あ、これがこの人にとっての小さな幸せなんだ」と思わせる話。

どの話も哀愁漂うというか、切ない系ですが、読んでて不思議と余韻に浸るというより、次はどんな話かと先を急いてしまいました。

「窓の中の日曜日」が個人的にはおすすめです。

ぜひ。

嫁の遺言 (講談社文庫)

嫁の遺言 (講談社文庫)

中村文則の「迷宮」を読みました

中村文則の「迷宮」を読了しました。

胎児のように丸くなって死んだ女の周りに無数にある折り鶴……凄惨な事件現場を表現してるのに美しく、なぜか日本昔話の怖い話を聞いたような気分になりました。 殺された女が美しかったというのも、折り鶴の艶めかしさとビビッド感でます。 絵にできそうな文章。 ただ、私は折り鶴がもともと苦手なので、「こわっ…」と思ってしまいました。

両親と長男が殺され、長女は睡眠薬で昏倒中。 それを「折り鶴事件」と呼んで話が進みます。

遺児となった長女が語るのは、崩壊して、狂っている家庭事情。 美しい母と結婚した父は、執拗な独占欲でカメラつけたり、物壊したりと散々。 長男もだんだんおかしくなる…。 出口がないから迷宮なんだと読みみてからの感想です。

中村さんは「悪」を書くのが得意なのか、「銃」なども黒い悪の話です。

中村さん大好きなので、読んだ本をどんどんレビューしたいです。(筆不精)

ぜひ。

迷宮 (新潮文庫)

迷宮 (新潮文庫)