加藤元の「嫁の遺言」を読了しました。
「嫁の遺言」はこの本の短編作からタイトルをとったものです。 若くして、奥さんを亡くした夫の悲しみの中の喜怒哀楽と「あ、これがこの人にとっての小さな幸せなんだ」と思わせる話。
どの話も哀愁漂うというか、切ない系ですが、読んでて不思議と余韻に浸るというより、次はどんな話かと先を急いてしまいました。
「窓の中の日曜日」が個人的にはおすすめです。
ぜひ。
- 作者: 加藤元
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/04/12
- メディア: 文庫
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