小説

三浦しをんの「舟を編む」を読みました

三浦しをんの「舟を編む」を読了しました。 三浦しをんの本は本作が2作目です。 「舟を編む」は辞書作りの話です。 主人公の取り柄が辞書を作ることによって生かされ、辞書を作るのにはこんなに時間と体力がいるのか…と途方もない気持ちになってしまいました…

北村薫の「9の扉」を読みました

北村薫etc…の「9の扉」を読了しました。 本著は9人の作家がリレー小説を書いていくという珍しいものです。 作家は順に、北村薫、法月綸太郎、殊能将之、鳥飼否宇、麻耶雄嵩、竹本健治、貫井徳郎、歌野晶午、辻村深月です。 一つ一つの小説の終わりに、次にバ…

桜庭一樹の「ファミリーポートレイト」を読みました

桜庭一樹の「ファミリーポートレイト」を読了しました。 桜庭一樹にしては厚みのある本でしたが、読み応えがあり、展開に目が離せません。 桜庭一樹らしいダークさが、また惹きつけられます。 「ファミリーポートレイト」は母と娘の写真を表しています。 一…

笹原留似子の「おもかげ復元師」を読みました

笹原留似子の「おもかげ復元師」を読みました。 おもかげ復元師は死化粧などを含め、亡くなってしまった人を生きている時の状態に戻す仕事をしている人です。 私はエッセイをあまり読まないのですが、涙なしには読めない本でした。 おもかげ復元師は前記の通…